ホンモノ

僕は、笑っていますか？

君にはどう映っているんだろう

どの笑顔がホンモノで

どの笑顔がニセモノなのか

自分でも分からなくなってしまった

いつからだろう？

僕が、僕を創り始めたのは

キッカケはたった一言―――――――――――――

大切な君へ

君はそんな気なんてなかったかもしれないけど、

僕は君に救われたんだ

だから今度は、僕が

色んな事に苦しんだり悩んだりしている君を救いたい


僕に力なんてないけれど、

傍にいることはできるから

話しを聞くことはできるから

いつでも呼んで、僕の名を


君のためなら、

あの時君がしてくれたように

僕も―――――――――――――――――――

コトバ

『コトバ』って不思議だと思う

些細な事『コトバ』で、傷ついて

些細な『コトバ』で、喜んで

些細な『コトバ』で、悩んで

些細な事『コトバ』で、励まされて

『コトバ』には不思議な力があるんだなぁと、つくづく思う。

誰かを助ける事も出来るし、傷つける事も出来る

それは、まるで――――――――――――

声

僕の顔を、髪を、まだ冷たさを残す風が撫でる

空を見上げれば雲

風に流されていく雲を見ていると、不思議な感じになる

時がゆっくりと流れている、そんな感覚

そして――――――――――

ＬＩＫＥ

「好き」って何だ？

『俺』には「好き」という感情がよく理解できない。
「嫌い」という感情ははっきりと分かるのに。
「嫌い」に分類されないモノが「好き」なのか？
でも、最近少しだけ分かった気がする。

『私』は気になる奴がいるらしい。
中から見てると分かる。
でも、『私』も友達の「好き」とそういう「好き」の区別は出来てない。

「好き」って何だ？
そう思った時、頭に浮かぶ奴らがいる。
思い浮かぶ事に驚いたけど、そいつらを思うと頬が緩んだ。

「好き」って感情はよく分からない。
でも、護りたい、一緒にいたいって思う奴らがいる。
そう思うってことは、『俺』はそいつらのことが「好き」なんだろうな。

少し「好き」っていう感情が理解できた。