居場所

久しぶりに会った人たちは

久しぶりに会ったにも関わらず

気の休まらない日々を送っている僕にとって

昔と変わらなく、同じように接してくれたことが


とても嬉しかった


気を休める事が出来る場所があることを知って

笑顔で迎え入れてくれる場所があることを知って

僕はどれだけ救われただろう

気を休める事が出来る場所

それをさせてくれる人たちの存在は

暖かすぎる

甘えてしまうよ―――

カミナリ

激しい音を立てて鳴り響き

時々光り輝く雷光

恐怖心なんてない


あるのは、憧れのみ


自分がここにいることをはっきりと示す事ができて

雲の間を走って行く綺麗な光

人を怖がらせる力も、惹きつける力をも持ち合わせた存在

とても憧れる、そのありかた

嫉妬

すごく、羨ましい

自分に出来ない事が出来る人が

自分の持っていないものを持っている人が

自分には手に入らないものを持っている人が

すごく、羨ましくて胸を締め付けられる

弱き力

苦しそうな君を

辛そうな君を

見ているだけしか出来ないのは

嫌、なんだ

だからって、僕がどうこうできるわけじゃないって事は分かってる

でも、それでも、君を支えたい


そのための手を、僕は持っているよ


だから、どうか

支えさせてください

傍に居させてください

大切な人が傷ついている姿を、見たくないんです

「ソラ」×「ユメ」

私は昔、「空」に憧れた

何処までも広がる大きな「空」

全てを包み込む空の「あお」

空に自由気ままに流れる「雲」

大空を羽ばたいていく「鳥たち」

季節や時間、場所によって表情を変えていく「空」

高い所に上れば、空に届くと信じていた

高い所からジャンプして腕を必至に動かせば、飛べると信じていた


でも、今は違う


空に届かない事も

飛べない事も

知ってしまった

知らずにいれば、私は今でも「空」に憧れていたのだろうか？

空を眺めて、「夢」を重ねていれただろうか？