忍者ブログ

月灯りの下

闇の世界に差し込む光を追い求めて

[17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

猫になる

私は猫に憧れる


猫のように、自由気ままに

何者にも縛られず

色々な柵に囚われず

私が私でいられればいいのに

どこか遠くへ、行ければいいのに


私の首輪はとれないし、締まっていく一方だけど

自由気ままな猫に首輪なんて似合わない

猫は自由気ままに生きているからこそ

私はその姿に憧れるから


ねぇ、猫さん

あなたは今日は

私をおいて

どこへ行ってしまうの?



お題『04/猫になる』
PR

刻む

刻め

その身体に

刻め

その記憶と言う名の記録に

刻め

魂に


人なんていう脆い存在は、いつ死ぬかなんてわからない

誰が死のうがお構いなしに、世界は回り続ける

だからと言って、その人間が生きた証はすぐには消えない

誰かが覚えている限り

魂に刻んだ己の生き様がある限り

生き続けるんだ


だから生きろ

一生懸命生きろなんて言わない

今この時間、この瞬間は一度きり

生まれ変わったって、『自分』としてのこの人生も一度きり

自分の生き様を貫くことが大事なんだ


だから、刻め

その身体に

刻め

その記憶と言う名の記録に

刻め

魂に

自分が生きた証を

自分が貫く証を

刻め



お題『03/刻む』

密かに送るメッセージ

君は気付いていなかったでしょ


教室の片隅に座って、窓から入る風に髪を遊ばせている君

僕はずっと、そんな君のことが気になっていた

声を掛けようか迷って迷って

結局、声を掛けるのが遅くなっちゃったけど

それでも僕は、心の中では君にずっと話しかけていた


そんな僕の、密かに送るメッセージ



君は気付いていないだろうし、これからも気付かなくていいと思う

だって、なんか恥ずかしいし

今こうして、君といられることが

何よりも嬉しいから


(でも実は、僕は今も、密かにメッセージを送っている)
(「これからも、僕と一緒にいて、僕の隣で笑っていてね」って)
(このメッセージは、君に届くかな?)



お題「02/密かに送るメッセージ」

消えない事実

事実というのはどう足掻いても、消えないものは消えてくれない

本当に消えてほしい事実こそ、奥深くまで根付いている

こんなに根付いていれば、どんだけ頑張っても消えないのは当たり前のこと

だったら――――――――――……


全部背負って進むまでだ


どれだけ考えようと、足掻こうと、消えないものは消えないし

それこそ逆に、もっと奥深くまで根付き食い込んでくる

自分からわざわざ、そんなもん育てる必要ないだろう?


上等じゃねェか

俺は、いいもんもわるいもんも全部背負って

最期の時に、俺が背負ってきたもんが如何様なものか

この眼で拝んでやるよ


だから振り落とされるんじゃねェぞ



お題「01/消えない事実」

ナマエ

〈注意書き〉

突発的に書いたせいか、短いし暗いです。

いや、いつもだろ!?という突っ込みはごもっともなんですが、
それは取り敢えず置いといて(殴)


今回は、『名前』についての詩モドキです。
ご自分の名前を気に入ってらっしゃる方には
あまり気分がいいものじゃないと思いますので、ここで注意させていただきます。

ほんと、毎回毎回こんなんでスミマセン;


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


前のページ 次のページ


忍者ブログ [PR]
template by repe