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月灯りの下

闇の世界に差し込む光を追い求めて

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見えない先、見えそうな明日

将来をどうするか、決めなくちゃいけないことはわかってる。

わかってる、けど、だからって、


どうすればいいんだ

さき
未来のことなんてわからない。

いつも目先のことに集中してやってきた。

目先のことができないのに、この未来のことなんて考えられない。

今までそうやってきたんだから。

だから俺は、未来のことをどうこう考えて動けるような、そんな器用な人間じゃないんだ。


見えない未来から目を逸らして、耳を塞いで、

逃げてるなんて言われたらそれまでだけど、

でもそれって、未来のことも考えられる器用な人間だから言えることだろ?

そう言える奴らが羨ましい。



(だって俺は、怖いから)
(先の見えない未来が怖い)
(明日へ踏み出すのだって、必死なのに)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


昨日、母に聞かれました。
「将来どうするの?」って。

学校卒業して、どっか就職かしてお金貯めながら専門学校行くか、
僕が行きたい未来に本当に行きたいと思っているなら、
今の学校を辞めて1週間まるまるバイトして、お金貯めて、
その専門学校行った方がいいんじゃないかって。

何か、今まで頑張ってやってきたものが崩されるような、そんな感覚。

テストで頑張っていい点とって、褒めてくれて、でもそれって結局、
しょうがなく褒めてた的なものでしかなかったんだ。
「頑張ってきたのを知ってる」なんて言っといて、あっさりそれを崩すんだから。


わかってるんです、本当は。
今の学校出てから専門学校行こうと思ってるなら、
お金だって自分で貯めないといけないことぐらい。
僕だって、端から家に援助なんて求めるつもりありません。

バイトだって夏休み中探して、結局4回面接受けたけど、全部駄目で。
今もまだ探してるけど、「焦る必要ないんじゃない?」って母が言って。

じゃあ何でそんなこと訊くんだよ……!
何であんなこと、言ったんだよ。

今バイトも満足に就けない僕が就職?
考えられるわけ、ないじゃないか。
両立される事が苦手だったから、今まで入りたいと思った部活にも入らず、
バイトも先延ばして勉強頑張ってきたのに、それを知ってて、言うんですから、
救いよう、ないですよね。
結局、今の学校を辞めろと言ってるようにしか聞こえない。


今まで僕は、僕にできる目先のことを精一杯やってきたつもりです。
将来やりたいことに向けて、家で練習したりして。
何かを選ぶなら、もう一方は捨てなくちゃ僕は進めない不器用な人間だ。
前だけ見て、捨てて、選んで、ここまで進んできたのに。
それを全部、捨てなくちゃいけないんですか……?

「あの子に出来ることなんてあるのかしら」なんて言われる僕には、
見えない先のことまで考えて進む余裕なんて、ないよ。
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