月灯りの下
闇の世界に差し込む光を追い求めて
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血の涙に祈る
何で……何でなんだよ
あの子はただ、あんたと居れれば幸せだったのに
そんな瑣末のような幸せを
何で、あんたが壊してるんだよ
唯一守れる存在のあんたが、何で……
あんたは、この子といるだけじゃ満足できなかったって言うのかよ
こんなことが『等価交換』?
ふざけんなよ……!
こんなことが、『等価交換』であってたまるかよッ!!
人の命に代わりはない
『等価交換』なんてできないんだ
なのに、2つの尊い命を、大切な命を使って1つの生命体を創り出すなんて
こんな事のどこが『等価交換』なんだよッ!!
確かに人は何かを犠牲にして何かを得ている、『等価交換の原則』だ
でも犠牲にしていいものと悪いものがあるだろ……?
あの子はあんなにあんたのことを愛していたのに
あんたはこれ以上ないような愛をあの子からもらっていたのに
あんたは……あんたは、何やってんだよ!!
結局何を言ったところで、何も変わらない、何もしてやれない
無力な自分に嫌気がさす
何が兵器だ、何が悪魔だ、何が―――――――――『大衆のため』だ
あぁ、本当に自分はちっぽけな人間なんだな
そんな俺の頬を伝うのは、穢れきった血の涙
あの子はただ、あんたと居れれば幸せだったのに
そんな瑣末のような幸せを
何で、あんたが壊してるんだよ
唯一守れる存在のあんたが、何で……
あんたは、この子といるだけじゃ満足できなかったって言うのかよ
こんなことが『等価交換』?
ふざけんなよ……!
こんなことが、『等価交換』であってたまるかよッ!!
人の命に代わりはない
『等価交換』なんてできないんだ
なのに、2つの尊い命を、大切な命を使って1つの生命体を創り出すなんて
こんな事のどこが『等価交換』なんだよッ!!
確かに人は何かを犠牲にして何かを得ている、『等価交換の原則』だ
でも犠牲にしていいものと悪いものがあるだろ……?
あの子はあんなにあんたのことを愛していたのに
あんたはこれ以上ないような愛をあの子からもらっていたのに
あんたは……あんたは、何やってんだよ!!
結局何を言ったところで、何も変わらない、何もしてやれない
無力な自分に嫌気がさす
何が兵器だ、何が悪魔だ、何が―――――――――『大衆のため』だ
あぁ、本当に自分はちっぽけな人間なんだな
そんな俺の頬を伝うのは、穢れきった血の涙
金、地位や名誉、人を惑わせ狂わせるものは傍にある。
しかし、金よりも、地位や名誉よりも、大切なものもまた傍にある。
この男はそれには気づかず失った後も尚、見失ったまま逝ってしまった。
償うべき罪も償わず、背負うべき罪も背負わずに。
ただ、足枷を付けただけで逝ってしまった。
嗚呼、なんて、哀れな人――――――――――――
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
鋼の錬金術師 第4話「錬金術師の苦悩」
エドの心境を僕なりに詩にしてみましたが、詩じゃないですかね?コレ
ま、いいですよ『詩モドキ』なんで←
この話は本当に悲しいですね。
ニーナはあんなにも愛してくれていたのに、タッカーさんはそれを裏切った。
その決断が簡単に決められたものだったのか、悩んだ末のものだったのか
僕には分かりません。
でも、それを悩むこと自体が間違いだったんだと、気づくべきだった。
この子を守れるのは自分だけなんだと、気づいて欲しかったです。
軍に引き渡された後も、彼は自分を正当化して罪から逃げた。
「何で誰もわかってくれない」と
ひょっとしたら彼は、ニーナがどういう形であれ、生きていてくれて、
傍に居てくれればいいと、思ってしまったのかも、しれませんね
本当に、哀れな人
ニーナとアレキサンダーよ、安らかに……
しかし、金よりも、地位や名誉よりも、大切なものもまた傍にある。
この男はそれには気づかず失った後も尚、見失ったまま逝ってしまった。
償うべき罪も償わず、背負うべき罪も背負わずに。
ただ、足枷を付けただけで逝ってしまった。
嗚呼、なんて、哀れな人――――――――――――
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鋼の錬金術師 第4話「錬金術師の苦悩」
エドの心境を僕なりに詩にしてみましたが、詩じゃないですかね?コレ
ま、いいですよ『詩モドキ』なんで←
この話は本当に悲しいですね。
ニーナはあんなにも愛してくれていたのに、タッカーさんはそれを裏切った。
その決断が簡単に決められたものだったのか、悩んだ末のものだったのか
僕には分かりません。
でも、それを悩むこと自体が間違いだったんだと、気づくべきだった。
この子を守れるのは自分だけなんだと、気づいて欲しかったです。
軍に引き渡された後も、彼は自分を正当化して罪から逃げた。
「何で誰もわかってくれない」と
ひょっとしたら彼は、ニーナがどういう形であれ、生きていてくれて、
傍に居てくれればいいと、思ってしまったのかも、しれませんね
本当に、哀れな人
ニーナとアレキサンダーよ、安らかに……
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